会員勉強会「介護分野におけるICT導入と活用の現状と課題」を開催しました

５月28日、株式会社ビーブリッドの竹下康平代表取締役をお招きし、「介護分野におけるICT導入と活用の現状と課題」と題して介護人材政策研究会の会員勉強会を開催しました。

Zoomの活用などコミュニケーションツールのICT化、導入支援を中心とした補助などをはじめ、昨今のトレンド変化を踏まえた上で、その理想（労務軽減やデータ化によるケア向上等）と現実（導入にあたっての様々な壁や現場側のアレルギー反応等）を通じて、「ICTは目的ではなく、職員のために無理・無駄を排除する手段」であり、導入と活用のために何が必要かをお話しいただきました。

今回の介護報酬改定では、見守り機器やセンサーの使用が人員配置基準にもタッチしたエポックメイキングな見直しがされました。今後は現場側からコミットしていけるよう取り組みを深めていかなければなりません。

介人研では、こうした機会を通じて会員間での情報共有や研鑽の場づくり、そして制度にコミットできる実践の促進と集約を続けていく予定です。