KAIGOアンバサダー育成研修会(第3回)を
オンラインで開催
3月に開催を予定していたものの延期となっていた「令和元年度KAIGOアンバサダー育成研修会」の第3回を、オンラインでの実施に切り替え、令和2年6月23日に開催いたしました。
第3回では、初回をご担当いただいた淑徳大学の山下興一郎准教授が再びご登板。「スーパービジョン論」と題してご講義いただきました。
当日は、参加者から予め提出いただいた事例の検討を中心に進行。
①事例検討によりクライエントが生きている世界を理解する姿勢、態度、知識を得ながら介護に生かす、
②自己の対人援助力を高める、あるいは職場の同僚、チームケアにおける自らの役割を向上させるスーパービジョンも意識する、
という目的を踏まえ、
(1)自らのポジショニング、
(2)クライエント(対象)の理解、
をテーマに「グループスーパービジョン」というかたちで話し合いがされました。
不慣れな運営やオンライン研修の限界もあり、参加者の皆さまにはご不便をおかけしましたが、「初めてのオンライン研修だったがしっかりと学ぶことが出来て驚いた」「改めて、自分がとるべき立ち位置に気づかされた」「それぞれの役割を見つめ直し、組織を考えていきたい」「現場でのコミュニケーションに今日の体験を活かしていきたい」などの嬉しいリアクションをいただくことが出来ました。
今後は、終了後実施したテストや出席状況などを踏まえ、受講された皆さまを「KAIGOアンバサダー」に認定します。 そのうえで、オンラインでネットワークを構築し、更なる事例検討や情報共有など、KAIGOアンバサダーの皆さまのためのコミュニティとして運営していく予定です。