第30回介人研勉強会「介護事業における経営状況と特に留意すべき課題について」を開催しました

10月27日、独立行政法人福祉医療機構（経営サポートセンターリサーチグループ）よりチームリーダーの堀之内重人氏を講師にお招きし、第30回介人研勉強会「介護事業における経営状況と特に留意すべき課題について」を開催しました。

堀之内氏からは、報酬改定や物価高・賃上げ等、取り巻く環境が及ぼす影響を踏まえた経営分析と、それに対して備えておくべき視点について、詳細にご解説いただいたことに加え、特に現状の把握と将来の見込みの重要性について指摘。参加した本会会員にとって、この厳しい時代の舵取りに向けて大いに価値ある機会をいただきました。

また、会合の冒頭では、天野尊明代表理事より「介護分野をとりまく状況と制度・政策の上で検討すべき課題について」と題し、高市早苗政権下で検討されている「経営の改善及び従業者の処遇改善につながる補助金」の背景や現状把握している情勢について報告。本会としても、特別顧問である末松信介参議院議員・大家敏志参議院議員が主宰する「地域の介護と福祉を考える参議院議員の会」の先生方はじめ関係各位と連携しながら、現場の声を届けていく方針を共有しました。

次回の介人研勉強会は12月15日、「デジタル中核人材とともに目指す未来の介護戦略」と題して開催する予定です。