第28回介人研勉強会「介護現場におけるICT・データ活用のフロントライン」を開催しました

令和7年6月18日、第28回となる介人研勉強会を開催しました。
今回は、「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2025」で示された公定価格引き上げや介護分野における処遇改善の方向性、そこに至る関係会議での議論等について、天野尊明代表理事から解説。令和8年度分の処遇改善加算財源の行方、業界から期待の高まる期中改定の可能性等にも触れ、介人研としても引き続き実現に向けた取組を進めていく方針を共有しました。
続く講演では、「介護現場におけるICT・データ活用のフロントライン~ケアカルテ導入事業所の実践から」と題し、株式会社ケアコネクトジャパン札幌営業所から小林広志係長が登壇。日本の現状からミライを考えた上で、「無駄な業務を見直すことで人手不足や業務負担が軽減できるのでは?」との視点から、同社のサービスを導入している事業所の実践事例をもとに、iPadや音声入力により介護現場の記録業務が行われ、関係ツールとの連携を経てデータベース化されている最前線の取組をレポートいただきました。
次回の介人研勉強会は、8月中旬を予定しています。