第9回会員勉強会「介護×ICTの可能性を考える」を開催しました
4月20日、「介護×ICTの可能性を考える」と題し、第9回となる会員勉強会を開催しました。
冒頭、代表理事の天野尊明から、財務省により提言された制度改革の方向性等について解説と分析を行った後、株式会社ブライト・ヴィーの飯田友一代表取締役から、「働き続けたい介護現場とICT」についてご講演をいただきました。
ブライト・ヴィーの取組みは多岐にわたるものですが、なかでも今回は、スタッフの頑張りやSOSなどクローズなメッセージを見逃さずキャッチするためのシステムについてご紹介いただき、スタッフへのサポートを属人的ではない「仕組み」のなかで行うことの重要性を共有することが出来ました。
ICTの導入と活用は、介護事業者にとってあくまで環境整備の一環です。その意味で、これまで人の力で時間を積み重ねて形にしてきたものを、どう無理なく代替していくのか、どのように新しい視界を拓いていくのか、繰り返し試みていかなければならないのだろうと改めて痛感した機会となりました。
次回の会員勉強会は、6月頃の開催を予定しています。