北海道・美瑛町にて「介人研タウンミーティング」を開催、共通理解・共通認識を原動力に
設立から3期6年を終え、本会は7年目の事業をスタートさせています。
その新たなステップを記念して9月24~25日、北海道・美瑛町にて「第8回定時社員総会」および、第1回となる「介人研タウンミーティング」を開催しました。

総会では、令和6年度事業報告及び決算報告(案)とともに、「令和7~8年度役員の選任について」を審議。これまでの理事体制に高野龍昭氏(東洋大学福祉社会デザイン学部教授)を迎え、政策提言力をさらに高めることについて満場一致で可決されました。
また、飯村芳樹理事(シムウェルマン株式会社代表取締役)、田村栄司理事(専門学校徳島穴吹カレッジ副校長)、徳永憲威理事(社会福祉法人桑の実園福祉会理事長)の3名が副代表理事に就任しています。

続くタウンミーティングでは、厚生労働省老健局高齢者支援課から岸英二課長補佐を講師にお招きし、「2040年に勝ち残るための介護事業経営・人材戦略とは」と題したディスカッションを実施。
参加者一人ひとりが15年後の制度や事業、人材課題などを見据えつつ、危機感や使命感、そして介人研としてとるべきアクションを共有する機会となりました。

そして2日目のプログラムでは、美瑛地区の福祉を牽引する存在である特別養護老人ホーム美瑛慈光園を訪問し、安藤挙利総合施設長からこれまで長年をかけて地域と歩んできた取り組みやこれからの展望を伺いました。
その価値ある実践に参加者から多くの質疑が寄せられ、あいにくの雨模様も吹き飛ぶほど熱量の高い時間を過ごすことができました。

今回の一連を通じ、参加者間で得られた共通理解・共通認識の絆は、本会にとって大きな財産となりました。それを原動力として一層意義ある活動を展開し、今後も介護人材課題の解消に力を尽くしてまいります。
最後になりましたが、開催にあたり多大なお力添えをいただいた社会福祉法人旭川たいせつ福祉会・杉野勝美理事長はじめ現地の皆さまに、心から感謝申しあげます。