第16回会員勉強会「財務省建議～骨太方針から、今後の制度改革の方向性を探る」を開催しました

６月27日、「財務省建議～骨太方針から、今後の制度改革の方向性を探る」と題し、代表理事の天野尊明が説明役を務めて16回目となる会員勉強会を開催しました。

設立から４年、２期目の締めくくりとなる機会です。

次期介護報酬改定に向けたやりとりは、公表されている資料だけで読み取れるものばかりではなく、今回の勉強会は、介人研の取り組みを通じて得られた肌感覚や、財務省・厚労省などの動向に関する情報を会員各位に共有する場として設定しました。

「骨太の方針2023」にしても、財政制度等審議会の建議（歴史的転機における財政）にしても、過去の介護報酬改定時のような厳しい書き方こそ見られないものの、読み取っておくべき意図がたくさん含まれています。

折衝するということにおいて、また将来の事業戦略を組み立てるにあたって、政府や省庁の狙いがどこにあるのか、確かな情報をもとに推測した上で行動へつなげていくことが極めて重要です。

介人研というチームにおいては、可能な限り、そうした場をつくっていきたいと考えています。