第7回定時社員総会ならびに第3回会員会議を開催しました
9月27日、第7回社員総会ならびに第3回会員会議を開催しました。
総会議案は令和5年度事業報告(案)、決算報告(案)と令和5〜6年度理事の追加の3つ。
いずれも恙なくご承認いただき、続く会員会議では、厚生労働省から社会・援護局福祉基盤課福祉人材確保対策室の吉田昌司室長にお越しいただき、「介護人材を取り巻く状況と対策について」と題してご講演いただきました。
総合的に取り組まれている厚生労働省の介護人材施策に、網羅的に触れる機会は意外に多くありません。なかでも吉田室長は多岐にわたる視点を極めてクリアにご説明くださったばかりでなく、とりわけ外国人介護人材の部分で白熱した意見交換にも快く応じてくださり、聴講した本会会員の皆さまにとって非常に良い機会になったのではないかと思います。
また、最後の事例発表のコマでは、特別養護老人ホーム杏樹苑爽風館の酒本隆敬施設長から「ユニットケア実践施設におけるテクノロジーの活用」をテーマにお話しをいただきました。
まさに日常の風景のなか、目指すケアの実践手段のひとつとしてテクノロジーが落とし込まれている様子をお伝えいただき、本会が掲げる「好事例の連鎖」がかたちとなった高密度な学びの場となりました。
まだまだ小さな所帯の介護人材政策研究会ですが、おかげさまでここ数年は特に、目に見えてその輪が拡がっていると感じます。
今後も介護人材課題の解消を目指し、少しでも介護業界の力になれるよう、一層頑張ってまいります。