これからの介護事業者に求められる“リスクマネジメント”についてセミナーを開催しました
介人研では、テーマ別に企画する「介人研オンライン・スペシャルセミナー」を不定期に開催しています。
今回は3月23日、令和3年度介護報酬改定で様々に求められることになったリスクマネジメントについて、多様な角度から有識者を招き、「これからの介護事業者に、どのような対応が求められるのか」を総点検する機会として開催しました。
当日のプログラムは、「法的リスクの視点から」(伊達総合法律事務所・伊達伸一弁護士)、「BCP策定の視点から」(シムウェルマン株式会社・飯村芳樹代表取締役(介人研理事))、「実務者の視点から」(株式会社フレマジェイク・代表取締役、社会福祉法人南風会・理事長、社会保険労務士 栗田淳二 氏)の3本立て。
それぞれの立場から具体的な事例をもとに、制度上求められる枠組みをなぞるだけではなく、「自法人(施設・事業所)にとって緊急時とはどのようなものなのか」「それに対してどのような仕組みを講じなければならないか」「その実現のためにどのような連携(専門職(人)や自治体(組織)など)が必要か」というポイントを示していただき、体制整備こそリスクマネジメントの本質であるという共通理解が図られる機会となりました。
介人研では、今後も会員の皆さまはじめ介護事業者各位の問題意識をもとに、様々な機会を提供していく予定です。