財務省から中村主計局次長を招き、介護人材政策アクチュアル・ミーティングを開催

３月13日、介人研の基幹事業である「介護人材政策アクチュアル・ミーティング」を開催しました。

「介人研会員がダイレクトに制度にコミットする場」として毎年開催しているものですが、４回目となる今年は、財務省から中村英正主計局次長をお招きし、「全世代型社会保障の構築に向けた介護業界への期待」と題してご講演をいただく特別な機会となりました。

意見交換では、処遇改善（加算）の問題、保険外サービスの展望、特別養護老人ホームにおけるユニットの考え方を緩和すべきであるという提起、また政策上の財源の持ち方に関する指摘など様々な声があがり、意義深い時間を過ごすことが出来ました。

また、来賓としてご出席いただいた大家敏志参議院議員からは「横たわる課題に対して介護現場から答えを出していくべきとき。介人研がその基盤となってほしい」とエールをいただいたほか、山本左近衆議院議員（文部科学大臣政務官）から、医療・介護の仲間として今後も一層連携を深めていく旨の力強い挨拶があり、介人研として背中を押される思いでした。

介人研は、気心の知れたメンバーによるこじんまりとしたチームです。しかし、こうした取り組みに邁進できる軸の強さが何よりも誇れるところです。 これからも介護業界の良き人たちのためになることを、精一杯がんばってまいります。